あまり鉄道の不祥事を話題にしたくはありませんが、最近結構続いています。
昨日のニュースによると11月30日の朝の宮原駅にて8時5分頃に上りの高崎線が30mオーバーラン、踏切に掛かったため、誤動作防止のため、客扱いを断念して大宮に向かったそうです。理由は一時的に眠気を感じた!?で東京駅まで運転したそうですが、眠気を感じて停車駅を逃した運転士がその行路を続行して運転してしまって良かったのか甚だ疑問です。というのもJR東日本では、一週間前の11月24日の昼の1時頃に横須賀線の電車が新川崎駅で80mオーバーランし、駅に引き返せず、横浜に向かった事例があったばかり。
宮原-大宮ならロスは30分程度で済んだでしょうが(出発確認に5分というのも含め、列車の乗り継ぎを考えるとこのぐらいになりましょうか)、新川崎-横浜だと、駅間がかなりありますから30分のロスでは済まないでしょうね。新川崎で下りるお客さんがそれほど多いとは思えませんが、通過列車もあるため、わざわざその列車に乗車されていたお客さんもそれなりの数居たはずです。非常に迷惑な話です。
まあ、往々にして客のことより車両の運用の方が大事にされがちなのでしょう。以前私が乗車
しようとした湘南新宿ラインでは、山手線内での人身事故のため横浜駅でしばらく抑止、列車が新宿方面ではなく、品川行きとして運転する旨、散々、駅・車掌ともアナウンスした上で発車。すると走行中しばらくして、やはり新宿へ向かうことになりましたと。ルートが変わるというのは客としてはあり得ないことだと思います。しかも当時の快速は次の停車駅が恵比寿だったか渋谷でまで止まらないという…。自分は目的地が新宿でしたから構わなかったのですが、それにしても無責任な案内です。そんな感じですから、車両さえ流れていれば多少のイレギュラーは乗客任せという客商売では考えられないようなことが昔から続き、未だに改善されていませんね。その点京急は会社の方針が車両運用優先!車両が回れば客はいつか捌けるを社是?としており、下ろされたり行き先が変わったりは日常茶飯事です。でも乗ってる最中にルートが変わることはありませんが。
写真は随分前の写真ですが、件の宮原駅から大宮に少し進んだあたり。2009年の6月28日。駅と踏切の関係が見えます。
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