2018-02-09
2月9日…209系? 車両の寿命は…。
東京車セの209系いや、「クハ901-1」
価格半分、重量半分、寿命半分を目標にして
消費電力は半分になったが、重量と価格は半分
にはできなかった。でも寿命は確かに半分に
なった…と某誌に技術者の方が寄稿しておられた。
でも、変わりゆく世の中で、寿命が長すぎるのも
考え物。
バリアフリーに対応できなかったHi-SEや、
ホームドアに合わなくなった6ドア車や、メトロ07,06系
などそれぞれ良い車両だっただけに、短命だったり、
本来の活躍ができていないのが残念でならない。
一方、更新のタイミングでメトロの7000系は長生き
している。幼い頃の憧れの車両だったから、嫌いで
はないが、狭くて少ない座席、微妙に高い床、
前がまるで見えない運転台など、今の子供には
超不人気。
そうした点では103系ATC車のまるで見えない
前展望から、大きな窓が真ん中に設けられた209系
は良かったのかなぁ。と。
同じ頃におしゃれな京王8000系が登場したけれど、
6+4の真ん中の運転台が潰されてしまったのは
とても残念に感じられる。7000系の廃車・短編成化
が行われるのなら、8000系の6両とかでも良かった
ように思う。
さて、寿命半分とは公式には言ってないよ、という
記事も見られましたが、東京車セのプレートにはその
コンセプトがしっかり刻まれている。
この連休で都営の10-000形が引退する。
いま残っているのは最終増備のちょっと顔つきの
違う編成だが、国内で最末期に製造された電機子
チョッパ車が引退する。最近の都営は割りと車両を
延命しない感じがする。10-300R形などはほんとに
短期リリーフだった。そのぐらい製造費が安いのか。
編成替えをガチャガチャしていたけれど結局全部
廃車…。いや、それなりに時間が掛かったのかも。
10-000形も後半の車両はセミステンレスではなく、
オールステンレスで、汚れの目立たない秀逸な
設計だったからなんだか惜しい。
田都の8500系や、踊り子の185系を眺めているから
時の流れを忘れていたのかも知れない。
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