2016-12-12

特急電車のワンマン運転(JR九州)

WEB記事より
JR九州の4両編成のにちりん号でワンマン運転が検討されていて、利用客から安全面での不安の声があるとのものです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161207-00008857-miyazaki-l45


特急停車駅は有人駅ばかりでしょうし、4両であれば乗降の安全確認もそれほど問題ないように思われます。東京では都営大江戸線がホームドア設置前からワンマン運転していました。ただこれは監視カメラなどがあってのことです。でも停車駅が少ない特急ならば、運転士がきちんと乗降の安全確認をすることができるでしょう。ただ、発車時の監視はモニタや駅へのミラーの設置など工夫なしには特に運転席とは逆側にホームがあるような駅においては勝手が違うような気もします。


個人的には安全面での心配はそれほど感じません。
ですが言いたいことがあります。特急としてのサービス低下を懸念します。たとえば列車が遅れているようなときの旅客案内については運転中の運転士には当然ながら制約があるということです。特急列車には設備だけでなく、ソフト面でのサービス、トラブル時の対応などを含めての特急料金であると考えられるからです。特急料金を取っている以上、車掌乗務は必須と感じます。ワンマンにするなら、快速として運転すべきでしょう。


写真は2008年頃の熊本駅にて。



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