2016-11-13

模型の車輪のクリーニング用品

昨日、先細の綿棒についてご紹介しました。
今日は、車輪のクリーナーとして市販の道具についてご紹介したいと思います。


まずはクリーニング液を染みこませるタイプの津川洋行のソフトくん2型。
















動力の入っていない車両をこの上で動かして汚れを取るものです。一応買いましたが、私自身はフェルトを汚すのが惜しくて使い捨ての綿棒でもっぱら擦っており、まだ未使用です。交換用のフェルトも売り出されているので、近いうち、ちょっと使ってみようかと思います。


そのほかよく紹介されている方法としては、薄い布やペーパータオル(ティッシュでは繊維が弱すぎて不可です)を線路に敷いて、クリーニング液を垂らして、線路と車輪の間に布やペーパータオルが挟まった状態で、車両を前後に動かしてきれいにする方法があります。


動力車の場合、ギアで車輪が固定されているので、見えている場所の清掃は簡単ですが、車輪を回転させるためには部分的な分解または通電をさせなくてはなりません。こうした点は不自由ですね。






動力車の車輪の清掃方法として、導電布や金属ブラシで擦る道具が発売されています。


はじめは津川洋行の真鍮ブラシタイプで、20年以上前から発売されています。これの便利な点は線路の上に乗せて通電できる点です。真鍮ブラシで擦るというのが傷をつけないかやはり心配になります。
















一般的に、真鍮は比較的柔らかい金属のため、ブラシなどに使われていますが、やはり金属同士が摩擦するとめっきがはがれてきたりする恐れもどうしてもあります。経験的には銀色の車輪よりも黒メッキされている車輪の方が黒メッキがはがれてくるような場面が見受けられますので注意が必要です。


とはいえ、通電させて動輪を回転させて動輪がきれいになるというのは非常に手軽で、価格以上のメリットのある道具であると思います。


さて、おなじ津川洋行からソフトくんという、導電布で擦るタイプが発売されています。こちらは20年前にはなかったかなぁ…というかんじですが、真鍮ブラシが導電布になっています。本体寸法が長いため、電車の動輪がいっぺんに清掃できます。実は真鍮ブラシタイプでは長さが足りず、機関車は一発でも電車は1台車側ずつ清掃する感じだったのです。
ところが、今回はレールの上にセットするのではなくて、みの虫リップでのクリップでの給電のため、少々不便を感じます。
















ですので私はちょっと加工して使っています。このあたりのことについては明日、ご紹介する予定です。

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