古い写真の整理は面倒なものですが、ときどき、「ぉっ」と思うものが紛れていたりします。
2010年の10月16日に割畑(新鶴見操車場構内の南端)付近で撮影したものです。
新鶴見から鶴見に向かう品鶴・武蔵野(南)線と、新鶴見から南武連絡の短絡線(通称尻手線)との分岐付近です。尻手の先は南武支線と併走して浜川崎や川崎貨物・東京貨タへ向かいます。
列車は後者の線路で尻手に向かって大きく左に舵を切ったところです。
真正面がちですが貴重なEF66の0番台の列車だったので撮影しました。
そのナンバーはEF66-35。
先日、京都の鉄道博物館にようやく行くことができました。そこで一段高い位置に展示されて一際人目を引いて人気のEF66こそが35号機。わざわざ飾り帯を復活させてまで丁寧に復元されて、屋内での永久保存。しかも床下から見上げることができるのです。
JR西日本がブルトレのEF66をすべて処分してしまったのは非常に残念ですが、その代わりEF66-35が保存されたともいえましょう。数奇な運命ですね。
もう一枚、35号機の写真を見つけました。
こちらは2011年10月10日、東戸塚付近です。
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