ちなみに1500N1形は8箱(も)予約しており、昨日購入の2箱と合わせて10箱20両に。実物の両数に迫る勢いです。さて、その8箱も昨日懸念していた割れが見られ、側窓の縦桟にも我が見られるものがありました。何とか修正できると良いのですが、多めに買って正解だったのかもしれません。なお、定価売りのお店でも売り切れが続出のようですので鉄コレの連結相手をお捜しの方はお早めに。
さて、本題のJR四国1000形は
121系を単行気動車に作り替えたような車両で、21m級。ワンマン対応で両開きと片開きのドアが並びます。阿武隈急行以来のこの構造、古くは東急玉電200形あたりにも見られますが、やはり珍しい構造です。
たくさんつながると
こんな感じになります。登場の頃はちょっと安っぽいスタイルに感じられてあまり好きになれなかったのですが、乗車する機会があり、その俊足ぶりにびっくりしました。この車両が四国を救うに違いないと興奮しました。今は似たような車両ばかりの気動車で結構な個性を放っています。今にして思えば贅沢な車両です。あの時代は、まだ相模線にキハ30が走っていたのをいよいよ電化して205系を投入すると言うことで出かけましたらあまりの鈍足に参ってしまった記憶があります。この四国のキハは電車と遜色のない加速を披露していました。(このとき、伊予鉄の車体が古いカルダン車に乗車し、どう見てもボロなのに新性能車だよね…と友人とびっくりしていたのが思い出されます)もう登場から26年が経過しています。
後に1500形との併結改造を受けた車両は1200形となって緑色にイメージチェンジしています。性能的には従来と変わらないようです。
四国では電車の7000系にもこの設計思想が引き継がれていますが、
これによく似た車両が一畑電鉄に導入されたばかりですね。
さて、本題のきっとについてです。営団と同じ価格ですがこちらのほうがいろいろ工夫されているように感じられる構成です。営団は屋根板を省略したりと無理な構成がたたっています。
側面板と、ガラス、アンテナ類、カプラーポケット、台車レリーフに別れたランナーが2つづつ入っています。
屋根板と床下機器で白く見えるところは抜き型のための裏からのピン押しでゆがみが出てしまっています。屋根はコルゲート上なので目立たないように修正できるかどうか…。中央下あたりはプラスチックの結晶化による整形の荒れが見られます。これは他のランナーも同様でした。一番左のトイレ付き改造車用の側面板だけきれいなので、必然的にトイレ付きを作ることになりそうです。ランナーのプラスチックを流す場所から遠い場所で成形不良が起こりやすいと考えられます。目立つ側面や前面は両端に配置して欲しかったですね。
付属品です。営団には付属していなかった台車が付属します。右側のカプラーポケットは17m(京成?)と21mのポケットが両側に伸びており、片側を切断して使います。軸受けは台車レリーフ側なので、走行の安定性などがどうなるかはすこし心配なところといえましょう。
透明パーツの様子です。大きな窓だけにゆがみが目立ちます。前面窓は絶望的なレベルかもしれません。削って磨いてどうにかできるでしょうか。あるいはこれを元に原型を作って透明レジンで作り直しますか…。
営団よりはうまく組めるような気がします。ものにしたら楽しい車両になりそうです。この車両こそ鉄コレでだしてくれると楽なんだけどな…。
0 件のコメント:
コメントを投稿